このページが非常に読まれてる数も多く、
お客様からも評判がいいので再UPします。
「ハネるのが嫌、内に入るように」と言われることがありますが、
コレってカットの基本ですよね。
でも、同じようでちょっと違う のが
「内に入るように切って。内側を短く切ると内に入りやすいんでしょう?」 と言われる。
というパターンです。
美容師なら必ず一度は言われたことあると思いますが。
正直あまり気分の良いモノではありません。
コレって初歩の初歩で
カットの練習をマネキンでやりだしたばかりの若い子を
ちょっと上のまだマネキンカットを卒業して
お客様に入りだしたばっかりぐらいの先輩が指導するときに言うことです。
うーむ、コレをまだ言われるかね(;^_^A
と、苦笑いしちゃいます。
間違いじゃないけど自然に内に入るようにするために
美容師は もっともっと複雑なこと をやってるんですよね。
では、複雑なことって何をやっているか志手先生に説明してもらいましょう。(笑)
まずカットをどうするかの前にクセを見ます。
【生えかたのクセ】 と 【毛髪自体のうねり によるクセ】です。
内に入りやすいラインを見つけることが目的で、
「クセにあわせてカットする。」にもつながります。
ここまでで「クセをみてカットする。」の『生えグセ』と『毛髪のクセ』の基本です。
コレを理解していないと「内に入りやすくカット」なんてムリですね。
行き当たりばったりになってしまいます。
また、「どうしても毛先1cmしかカットしたくない。」でも「パーマもかけたくない。」
と言われると乾かし方にコツとひと手間が必要です。
「お手入れもキライ」と言われると・・・(T_T)
カットラインが決まったら、ベースのスタイルをカットし、
内に入りやすいようにハサミを入れていきます。
スタッフ 志手ちゃん のカット講座 (後編) につづきます。